為になる!なりすぎる!!Bイガラシの【練習は月月火水木金金・覆面新曲練習報告書】

 

インフルエンザの猛威が吹き荒れた十月上旬。

メンバーの家族たちも次々と倒れ(~o~)十二日(月)に予定されていた演奏がキャンセルになる。

(予定曲:ジュームローダー、いつでもなんどでも、こきりこ節)

 

しかし予想を上回る演奏者のインフルエンザ欠場のため、

果敢にも高井、Sソロ、Tソロ演奏にて、札幌教育文化会館のステージに挑む。主催者先生とのピアノと高井の競演、伝説のステージとなった。

実力に裏打ちされた高井の、毛のはえた心臓は「高井・本物」の証拠といえよう。

 

 

しょうこといえば…笛部、今年のコンクールで発表する新曲は、またしてもGoShow先生が編曲した“和”のサウンドである。本番近し、次回練習は仕上げである。(ウソです、まだです。by部長)

今回の曲、部長通達により外部にはトップシークレット??であるが…部長!?、いったいこのアクセントスタッカートはどう処理したらいいんでしょう!?、とB五十嵐、アクセントのおきばに苦しみながらの個人練習。今週は、インフルエンザ発症のため、練習不可能、さらに個人練習の日々が続く。

 

どうもこの曲「とある飛行生物に関する曲」なのであるが、生き物というよりは、まるで飛行機みたいな「飛行生物の曲」となっている。5重奏だと、なんだか隊列を組んで飛ぶ飛行隊。意気揚々としているときの零戦の飛行隊、真珠湾電撃作戦…(ってわたし軍国主義者じゃありませんよ、真珠湾奇襲作戦、日曜日の朝にまだ寝床にいるアメリカの若者が三千人規模で命を落としているのですから)飛行機が思い浮かんだついでに、笛練習とからめてイメージを膨らませてしまおう(^O^)。当時の海軍航空隊の練習日程は「月月火水木金金」などと形容され、休みなく厳しいものだったらしい。笛練習もかくありたい(かな)。各パート全員が、魚雷を搭載した零式戦闘機のパイロットとなるような練習が必要であります。「何故、魚雷?!爆弾じゃないのッ??」と思ったかたのための、以下ちょっと解説(^^ゞ→当時の技術だと、飛行機が湾に停泊している戦艦に近づいて普通の爆弾を上から落とすというのは無理で、(近づく前に戦艦には主砲がついていますからかなり高い確率で撃墜されます)空からの攻撃は、普通の爆弾ではなく、上空から海中に魚雷を落として戦艦に命中させる技術が必要となります。しかし、「なんだ、爆弾運ばないで魚雷運びゃいいんだ(^^ゞ」という単純なことにならないのが真珠湾…魚雷を、高度百メートルくらいで飛ぶ飛行機から海におとしたら、海面から60メートルくらい沈み、浮上してから定深度6メートルを保って目標の船まで進みます。そして船底から水面までが約7メートル。魚雷が向かう先は船底から1メートルのところにある火薬庫でなければなりません。そのようにして、みごと敵艦を爆破するわけですね。で、何も技術無しで投下した魚雷は、通常60メートルも沈んでしまうにもかかわらず、なんと、真珠湾の水深は12メートルしか無いんですよ!!そんなわけで、高度な技術訓練のための海軍航空隊の日課は「月月火水木金金(笑)」(マジでしょうか、と笑っていたら、部長のこの一ヶ月はテナー高速アドリブ部分の毎日練習であったそうな、まさに月月火水木金金!)。魚雷が60メートルも沈まないように、地形の似ていた鹿児島湾で投下訓練を行っていたという、その訓練の賜としての「意気揚々」…そのへんを新曲のテイストに盛り込みたいものである。

 

次なる“笛部・鹿児島湾”は部長宅かしら?インフルエンザ騒動が静まり次第、全員そろっての練習再開。しかしメンバーは何故インフルエンザにはかからない?“〇〇は風邪ひかない”というアレでしょうか)

 

余談ですが、世界的にみて当時の日本人の飛行技術は“高い”とは思われていなかったらしく、日本の飛行機には日本人のパイロットではなくドイツ人が乗っているに違いない、と当時のイギリス人は憶測していたとか。「今年の笛部は去年よりスゴイ!アメィズィングなミラクル演奏!!メンバーがドイツ人?!(◎o◎)」と驚嘆されてみたいものです(笑)

今年は衣装もパイロット♪(申請中)